長続きする保育求人の見つけ方

保育士の需要は依然として高いままで、年々保育士不足が進んでしまっています。一方で保育士は離職率が高い職種。厚生労働省が発表した『保育士等における現状』によると、離職率は10.3%。特に若手保育士の離職が多いことが分かります。
参照>>保育士等における現状
保育士として長く働くためには最初の段階、保育士求人の見方を変えることがポイントです。保育士の場合、価値観の食い違いに耐えられずに転職するケースもままあります。「自分はこの職場で続けていけそうか?」を問い、考えてみることは大切です。ミスマッチな保育所に入らないために、この保育求人の見方について紹介します。

見落としがちな「理念・方針」を確認する

保育士から改善要望が上がっている中で、転職時に見落としがちなのが「園(など)の理念や運営方針」でしょう。自分の理想と合うかどうか、どんな職場で働きたいのかを後回しにすると、納得できない気持ちを抑え込んだまま働くことになります。

「労働条件」は直接園長に確認する。

改善希望でもっとも多いのは、やはり「給与・賞与などの改善」です。キーとなるのは「賃金の低さ」でしょう。求人サイト・転職エージェントへチェックすべきポイントを聞いておき、園長と話してみてどのように支払われているのかを細かく確認することをおすすめします。

転職エリアによってメリットが異なる

家賃補助・引っ越し補助・借り上げ社宅などが利用できるのであれば、東京や都市部へ転職のエリアを広げるのも一つの手段です。手厚い補助をしている施設であれば、住宅にかかる費用を浮かせることができます。国や自治体、企業が導入する制度をうまく活用しましょう!