就活マナーを身につけよう

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面接におけるマナーは不快にさせないこと

就職活動ということは、必ず面接官が存在します。
相手が存在するということは、受ける印象ということが重要になってくるのです。

機械的にチェックしていくこともできますが、不快に思うようなことがあれば、面接は終了となるでしょう。
そうならないためには、マナーを考え身につけておく必要があるのです。

持ち物に関するマナーは重要になる

面接に臨むにあたって、持ち物を考えなければいけません。
何か重要なものを忘れたりすれば、そこで終了となってしまうからです。

参考:面接の持ち物チェック「面接の王道」
こちらのサイトにはチェックに役立つリストが記載してあります。

履歴書やエントリーシートは、事前に送ったものをコピーしておくといいでしょう。
相手と同じものを持っていないと、情報に齟齬が出たりします。

企業パンフレットやHPのコピーも重要です。
企業情報を再確認することにつながります。
相手の情報が出てこないようでは、面接官の印象はガタ落ちになりますので、事前チェックも大切です。

筆記具や印鑑も持っていくといいでしょう。
ボールペンとシャープペンシルは当然ですが、消しゴムもセットにしておきます。

印鑑は浸透印やゴム印は避けましょう。
交通費の清算に使うこともありますが、ゴム印などを見て好印象を抱く人などいません。

意外と重要なのが、時計です。
携帯電話が普及した現在では、持っていない人も増えました。
しかし、ビジネスシーンで耳管を確認するのに携帯電話を取り出すような人は、社会人として信用に欠けるといってもいいでしょう。

腕時計に関しても、あまり凝ったものを使用するのは印象が悪くなります。
シンプルなものを用意しておきましょう。

全体的にいえることですが、段取りができない人間は、仕事もできません。
必要なものをそろえておくということは、相手を不快にさせたり、無駄な時間を使わせたりしないための重要なマナーなのです。

身だしなみは自分の嗜好ではない

持ち物とともに重要なのが身だしなみです。
下記のサイトに細かな情報が載っていますので、参考にしてみてもいいでしょう。
参考:就活中の身だしなみについて「日経就職Navi」

あまり凝ったことをする必要はありません。
清潔感をかじるようにするだけで問題はありませんが、気を付けなければいけないのがアクセサリーや香水です。
こういったものは、個人の嗜好品なのであり、企業にとっては無意味どころかマイナスでしかありませんので、必ずチェックして臨みましょう。

その点で、男性のピアスや女性のネイルもマナーとして重要です。
遊び感覚で行っているのは結構ですが、社会人としては受け入れられるものではありません。
マイナスになることを十分理解しましょう。

到着時間から、待合室まで

面接の時間の10分前には到着するようにしておきます。
面接時のマナーというよりも、社会人のマナーです。
相手は、面接をしてくださるのですから、待たせたりしたら問題があるのは簡単に理解できるでしょう。

社内ですれ違う人は、すべて企業内の人だと思うべきです。
簡単な挨拶も交わせないようでは、企業人としてはマイナスととらえられても当然でしょう。

受付がある場合には、採用担当者に連絡を入れたり、入れてもらったりしなければいけません。
必ず自分から名前を名乗り、用件を伝えることを忘れてはいけません。

控室がある場合には、できるだけ静かに待ちます。
私語を交わすなどということは厳禁ですし、その姿も見られているのです。

実際にマナーが重要視されるのは、見えていないところ

実際に面接が始まると、いろいろなところで教わった通りのマナーを実践できれば問題はありません。
ノックの回数や、ドアの閉め方の問題などもありますが、そこまで気にしてみてはいないのです。

もちろん、過剰にノックしたり、背中を向けてドアを閉めたりするのは問題ですが、相手が不快に思わない程度のものは、考慮されていないのです。
つまり、マイナスになることはあっても、この程度のマナーでプラスに働くことなどありません。

むしろ、面接が終わった後にお礼をいって退出したり、会社を出るまでにどうやって過ごしていたのかといった、面接官の目に触れない部分のほうが重きを置かれていたりするのです。