夏でもビシッとリクルートスーツ

就職活動や転職活動は季節を問うものではありません。
新卒の場合は4月から働くために活動する事になりますが、早く内定をもらえる人もいれば、ギリギリまで就職活動を行わなければならない人も出てきます。
フリーターで就職活動を行っている人、さらには今現在社会人として働いているものの転職活動をと考えている人等、様々な形で活動している人がいるかと思いますが、季節を問うものではありません。

季節によって就職活動の中身そのものが変わる事はないのですが、夏場の就職活動の場合、暑さの事まで考慮しなければなりません。
暑い中外を歩き、面接や説明会では冷房の効いた建物の中に入る。
これでは体調を崩しかねません。

体温調整の重要性

そのため、夏場の就職活動は体温調整がとても大切になってきます。
就職活動のおかげで体調不良になってしまうケースとて決して珍しいものではありませんし、ならないと断言できるようなものでもありません。
自分自身の不注意次第では体調不良を起こしてしまう事にさえなりかねないのです。

そのため、夏場での就職活動はある程度身軽な物でも良いだろうと判断する人も多いのですが、夏場であってもワイシャツだけで就職活動を行うのは厳禁です。
暑いのは分かりますがビシっとリクルートスーツを着用すべきです。
リクルートスーツを着て外に出ようものならとてもじゃないけど暑くてどうにもならないものだと感じる人が居ても決して不思議ではありません。
ですがリクルートスーツはある種の定番ですし、ワイシャツ姿ではどこかフランクな印象を与えかねません。

就職活動なのです

社内の見知った人間であればいざ知らず、就職活動というこれから自分の事を分かってもらう活動に於いていきなりワイシャツやブラウス姿で面接や説明会に参加するのはマナーがなっていないと捉えられる可能性があります。
リクルートスーツを着ていると暑いのはごもっともではありますが、礼儀作法の一種のようなものです。葬式を思い出してみてください。喪服では暑いからと言って着崩していたり、カジュアルな服装で葬式に参加しているような人はいません。
就職活動も同様です。
自分の事を理解してもらいたい、雇ってもらうのですからマナーを守るのは当たり前です。

仮にリクルートスーツを脱ぎ、ワイシャツやブラウス姿で就職活動を行っていたとして、相手先から失礼な人間と思われてしまっては就職活動が成功する事はありません。
ですので体温管理はそれ以外の部分で行うべきです。
外にいる時は脱いでいても良いですから、会場に入ったらビシッと着用する。
ハンカチやタオルを常に持ち歩いて汗を拭い、最近では体を冷やしてくれるアイテムも多々登場していますのでそれらを上手く活用してリクルートスーツ姿での体温管理を行うべきなのです。