OB・OG訪問で差をつける

OB・OG訪問を活用する意味

最近では、OBやOGを訪問するということが出てきています。
どんな効果があるのかは、訪問してみるとすぐに感じることができますが、情報収集の一環であるということを覚えておきましょう。

就職活動をしていくうえで、情報ほど重要なものはありません。
紙に書かれているようなものだけではなく、生きたものも集めていくことができれば、その精度は上がっていきます。
その分だけ、就職に近づいていくことにもなりますので、できるだけフレッシュなものを集めなければいけないでしょう。

情報は、常に陳腐化していくものです。
情報として外に出た瞬間から、どんどん古いものへとなっていき、精度は落ちていきます。
これは情報の宿命でもあるわけですが、それをOBやOGを訪問することで、企業の情報に簡単に触れることができない学生でも、補うことができるのです。

どうやって相手を見つけるのか

OBやOGを訪問するということは、何も関係のない人に話を聞くわけではありません。
就職先として考えている企業に勤めている先輩を探し、話を聞かせてもらうことに意味があります。

知り合いの中に、そういった人がいる場合には簡単ですが、実際そうはいかないでしょう。
そこで、できるだけ友人関係を使っていくことが求められます。
他にも、学校の就職課に相談したり、先生に紹介してもらったりする方法もあります。

見つけることができれば、メールや電話でコンタクトをとり、訪問させてもらえるように努めましょう。

忙しい社会人であることを忘れずに

しかし、いきなり連絡が来て、話を聞かせろといっても、社会人は学生を相手にしません。
そんなに時間の余裕があるものでもありませんし、基本的にはボランティアだからです。
アポイントをとることになるのですから、相手の時間に合わせることも必要ですし、マナーも守らなければいけません。

そういった細かい部分も、OBやOGは見ていると思って間違いありません。
なぜならば、自分たちも少なからず経験してきているからです。

その際には、聞きたい情報はしっかりと整理してまとめておくといいでしょう。
聞き漏らしがあっても困りますし、相手の時間の問題もあります。
自分のペースで進めるわけではありませんので、必要なことを絞り込んでおくことも重要です。

本音を聞くことが重要

OB・OGの訪問のメリットは、生きた情報を知ることにあります。
企業研究に生かすことができますし、何よりも社風のように、内部にいなければわからない情報も得ることができるからです。

そして、何よりも本音を聞くことができます。
選考の段階でどんなことが起きているのか、表面上に見えている情報と、実際の情報のかい離も知ることができるでしょう。
業界全体を垣間見ることもできますので、積極的に利用していきたい方法なのです。