一般常識テスト

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入社試験としての筆記試験

入社試験として、筆記試験を課しているところは少なくありません。
最近では、リクルートマネジメントソリューションズの商品であるSPIを活用しているところも増え、適性検査にも利用されているのです。
そのほかにも、一般常識を問う筆記テストは頻繁に行われているといっていいでしょう。

どんな問題が出てくるのかが、一番気になるところでしょう。
一般常識が中心で、難しすぎるような問題は出題しません。
それよりも、現在の情勢や話題となったこと、企業として必要としている能力をはかることが重要なのです。

英語、国語、社会、数学、理科と幅広く出されることもある

筆記テストとして、よく行う企業は英語を使うところでしょう。
外語能力をTOEICやTOFELで測ることは珍しくなくなりましたが、実際の能力を筆記試験で試すことができれば、さらに正確に能力を査定することができます。

試験として考えると、英単語や文法も重要ですが、契約書等にかかわる長文の読解がポイントとなってくるでしょう。
試験をするということは、それだけ使っていくことができる能力があるかどうかを判断したいからです。

最近では、国語も重要視されるようになりました。
敬語の使い方が乱れているといわれる昨今、ちゃんと使うことができる人はポイントが高いといえます。
漢字の知識も必要で、語彙力も含め検査対象となることが多いのです。

社会の場合には、情勢が重要です。
その上で、時事問題ともかかわってきますが、広い見識をもって答えられるようにしなければいけないでしょう。

数学の問題は、計算問題が主となります。
経理の能力をはかる時にも重宝される試験であり、利益や割引に関する計算はできないとダメでしょう。
理科も数学と同様で範囲が広く、基本事項は知らなければ答えることができなかったりします。

筆記テストだけではない時事問題

筆記テストとしては重要なものとして、時事問題があります。
国内の注目されたニュースはもちろんのこと、海外に関するものも、常にチェックしておかなければいけません。

用語もいろいろと出てきますし、英語の問題で出題されることもあるのです。
総合的に試される部分が強いため、常に時事に関心をもって生活していくことが求められます。
対策としては、時事用語集が毎年発売されますので、過去に取り上げられたものと同時に覚えていくといいでしょう。

時事問題がわかるようになってくると、小論文や面接の時にも有利です。
自分の意見も併せて言えるようにしておくといいでしょう。