仕事に求める「軸」を決める

就職活動を行うという事は自分の仕事先を見つける事になるのですが、仕事に対して「軸」を決める事はとても大切です。
軸を何にすべきかは自分次第になりますので、周りからあれこれ決められるような事ではありません。
例えば仕事よりもプライベートを軸にしたいというのであれば残業や休日出勤があまり無い会社の方が良いでしょう。

自分自身のプライベートの時間をより有意義に楽しむためには、残業や休日出勤など出来れば控えたいものです。
逆にとにかくお金に軸を置きたいのであれば仕事内容そのものよりも賃金にこだわるべきです。
独身であればそのような人は少数派化とは思いますが、お子様がおられる方で転職をと考えている人であれば、金銭を軸にするのも当然ではあります。

自分の事ではなく、子供を食べさせなければならない、教育を充実させたい。
理想を掲げるのは自由ですが、これらを実践するためにはどうしてもお金が必要になってくるのですから。
また仕事そのものだけでも軸をどこに据えるのかは多々選択肢があります。

目的次第です

自分が即戦力としてバリバリ働きたいのか、あるいは将来的な転職を目標として自分自身を磨きたいのか。
これによっても選択肢は大きく異なってくるものです。
人脈を作るために多くの人がいる所にいた方が良いという考え方もあれば、大企業にいた方がいろいろと知れます。

教育もしっかりしていますし、大企業のノウハウを間近でしっかりと体感する事が出来ます。
一方、中小企業の場合大企業のように教育に余裕を持つ事は出来ないかもしれません。
ですがその分すぐに即戦力としていろいろな仕事に携われるのです。

このように、自分自身が仕事の軸をどこに据えるのかによって、選ぶべき仕事も見えてくるのです。
専門的な分野に進みたいのであれば専門的な知識を得られる仕事にすべきです。
仕事はただ単にこなせば良いだけではなく、将来の自分を見据える事も大切なのです。

将来の自分

その場だけの事を考えるのではなく、その企業で働いた自分が数年後にどのような人間になっているのか。
何を得て、どのような立場になっているのか。
転職するとしたらどういった仕事に転職する事が出来るようになっていくのか。

いろいろな選択肢があります。
自由ではありますが、自分の選ぶ仕事によってその先の展開が決まる部分もあります。
いい加減な気持ちで仕事を選んでしまい、結局後になって「あっちにしておけばよかった」と思うような事があったとしても時間を戻す事は出来ません。

確かに仕事は蓋を開けてみなければ分からない事も多々ありますが、事前にある程度分かる部分があるのも事実です。
お金を稼ぐだけではなく、何を軸に据えるのか。
そしてそれを軸に据えた時、将来の自分がどうなっているのかも想像すべきです。