転職したくなったとき考えるべきこと

転職したいと思うとき

仕事をしている以上、どこかで挫折を味わうことはあるでしょう。
辛く苦しい思いをすると、転職したくなることだってあるはずです。
特に人間関係を起因とする問題の場合には、そこから抜け出したくなることは容易に想像がつくでしょう。

しかし、安易に転職を考えたところで、次の仕事までの間をどうするのか、本当に仕事が見つかるのか、問題は山積みです。
雇用保険を考えてみても、自己の理由で退職した場合には、待機期間だけでも3か月あります。
この間に見つかればいいですが、そうともいかないのが現実でしょう。

問題はいったい何なのか、解決できないことなのか

転職したくなった時に、まず振り返らなければいけないのは、その問題は解決することができないことかということです。
解決できない問題であれば、転職することも必要でしょう。
ですが、次の職場でも同様の問題で離職する可能性はないのでしょうか。

可能性があるのであれば、やはり解決していかなければいけない問題でしょう。
解決といっても、問題を無くすだけではなく、軽減することでもプラスに働きます。
無意味な転職としないためにも、こういった思考を持つことが重要となるのです。

転職は現実逃避ではない

転職は現実逃避の手段ではありません。
仕事をしていく以上、自分の意に沿わないことはいくらでも出てきます。
条件的に合わないことも出てくるでしょう。

どんな人でも、そういった問題を解決しようと努力を重ねてくるのです。
ゲームではないのですから、リセットしてやり直しができるわけではなく、問題解決を繰り返した中で、よりよい環境を作り出していくものでしょう。

解決策を見出し進歩させること

ポジティブな状況での転職は、どんどん推奨されるべきです。
プラスになるのですから、何も問題はありません。
しかし、ネガティブな要素だけでは、どんどん悪化していくだけの転職ですので、勧められる事などないでしょう。

まずは解決策を考えてみましょう。
現実は逃避しても、いつまでも後をついてきます。
どこで断ち切るのかを考え、進歩していくことができる転職にすることが成功の近道です。