作文や小論文を得意にする書き方
筆記テストの一環として、作文や小論文を課すところはたくさんあります。
一般常識の問題は出題せず、こちらに絞り込んでいることもあるでしょう。
得意とする人はとことん得意ですが、苦手とする人は見るのも駄目というほど苦手なのが作文や小論文です。
こうした状態になってしまうのは、書き方を知らないからなのです。
コツをつかめば、誰にでも書くことができ、面接の評価を後押しすることができるようになります。
筋道を定めることが大切
小論文を書くには、まずは流れを決めることが大切です。
論文ですので、意見を述べてから、理由を論理的に説明していかなければいけません。
これをするためには、流れを決めて道筋を作ることが重要となります。
起承転結を気にする人もいますが、問題を定義し、それを承けるように肉付けをして、結論を出していきます。
3つの形にすることが重要で、起承転結のように4つには分けません。
論点を見失わないように誘導していくことが必要で、読み手を説得できるだけの内容を固めていかなければいけないのです。
思うということを避ける
小論文の場合には、主張を続け説得していくことが大切です。
そのなかで、主張を前面に出すため、思うという言葉を使いがちです。
ですが、思うという言葉に強さを感じることはできず、説得させるためには不十分な言葉だといえるでしょう。
そこで、あえて思うという言葉は、小論文を書くにあたって外すといいでしょう。
いっそのこと、すべきだという断定にしてしまったりするほうが、説得力を増すことができるでしょう。
丁寧な言葉で書いていく
必ず心がけていかなければいけないのが、作文であろうと小論文であろうとも、丁寧な言葉で書き記すことです。
読んでくれる人がおり、誤字脱字がひどくなってしまえば、読みにくく意味も通じません。
専門用語を羅列しては、その用語を知らない人にとって、読み難いだけのものになるでしょう。
文章が長いのも読み手を考慮しておりません。
一文が長くなりすぎれば、段々と読むのが苦痛になってきます。
意味も伝わりにくくなりますので、適度な長さに切ることが重要なのです。
だからと言って、なんでも句読点を打てばいいわけではありません。
あまりに打たれていると、読み難いだけの代物になるでしょう。
適度に使うからこそ、効果的なのであるということを忘れずに書き進むことが重要です。