面接でよく聞かれる質問

面接対策のためのシミュレーション

就職活動の中でも最も緊張をする面接ですが、実際のところそれほど構えなくともごくありきたりの対策をしておくだけでかなりの効果があります。

面接に苦手意識を持っている人の多くは「突然質問をされてもアドリブがきかない」「緊張して頭が真っ白になってしまう」というようなことを気にしていたりします。
しかし就職活動の途中に出てくる面接というのは案外採用担当者もそこまで大げさなことを期待しているわけではなく、最低限のラインをこなしてさえいればそれでかなりの高得点をとることができます。

緊張をして面接でうまく話せないという人の場合、「直接話しができる面接の場では他の志望者とは違った素晴らしい意見を言わないといけない」といった意気込みが強すぎることもよくあるので、奇をてらって他の人と違うことを言おうとするのではなく、まずは無難な受け答えができるようになることを目標にしましょう。

あらかじめどういったことを聞かれるかということをいくつか想定してそれに対する答えを頭に入れて、あとはそれを落ち着いて話すということさえできれば十分に及第点はクリアできます。

高確率で聞かれる質問とは

就職採用面接でかなり高確率で聞かれる質問内容としては、「志望動機」「自己PR」「趣味」「得意な科目・分野」「これからやってみたい仕事」といったところが挙げられます。

新卒の場合にはそこに「学校の成績はどのくらいか」「学校生活で何に取り組んできたか」「アルバイト経験」などといったことを聞かれてくるかもしれません。

この中でも特に重要度が高いのは「志望動機」で、的確な回答をするためにはあらかじめ応募をする企業についてよく調べておき、どういった事業をするところかということを踏まえて行う必要があります。

他の「自己PR」や「趣味」などは一つ回答を決めてしまえば複数の面接を受けるときにも答えを流用することもできるのですが、この「志望動機」だけは通り一遍の回答ではいけません。

就職活動中に10社以上もの面接を受けるというような人もたくさんいると思いますが、その一つ一つに個別にしっかり回答を想定して考えていくようにしましょう。

逆にいうとこの志望動機についてしっかりその企業や職種に沿った回答をすることができればそれだけで面接官からの印象が相当良くなるということです。

難しい質問に対しては正直に回答する

面接で困るのは、自分が未経験のことやまだスキルが備わっていないことを「できますか?」と聞かれる場合です。
そうしたときには見えを張って言い訳をするよりも「今はできませんが、これから学習してできるようになりたいです」といった実直な回答の方が印象がよくなります。